セキネ ヒロコ   Sekine Hiroko
  関根 浩子
   所属   崇城大学  芸術学部 美術学科
   崇城大学大学院  芸術研究科 芸術学専攻
   崇城大学大学院  芸術研究科 美術専攻
   職種   教授
分野デザイン、美術
タイトルサクロ・モンテ彩色彫刻群の全容解明に向けて
シーズ名〜北イタリアのヴァラッロのサクロ・モンテにおける最初期の彩色木彫考〜
キーワードヴァラッロ、サクロ・モンテ、彩色木彫、北イタリア、ルネサンス
研究シーズ概要本研究の全体構想は、北イタリアのヴァラッロのサクロ・モンテの各礼拝堂内の最初期(15世紀末)から現在に至るまでの彩色彫刻群の全体像と、それらの造形的・技法的特徴や変遷などを明らかにし、美術史上への正当な位置づけを行うことを目的としています。目下の研究では、その全体構想のうち最初期の彩色木彫群に焦点を当て、それらの誕生の必然性や造形的・技法的諸特徴の解明を行っています。 また、サクロ・モンテの彫刻を含む彩色彫刻全般がルネサンス以降等閑視されるようになりましたが、それが現代においても続いている理由や経緯を明らかにし、さらにそうした理由の妥当性を再検証することで、ヴァラッロの彩色彫刻群の「作品」としての再評価と美術史上への位置づけを試みたいと思っています。
利点・特長・成果科学研究費(3年)を得て、目下、最終年度(1年延長)の調査・研究段階にあります。現時点で言えるのは、調査・研究の進展によって、未だ「彫刻」として確たる位置づけを得ているように思われない、ヴァラッロのサクロ・モンテの礼拝堂内の初期から現在に至るまでの彩色彫刻群の全体像や、それらの造形的・技法的特徴や変遷などが明確になるということです。また、現段階までに踏査した北イタリアの諸聖堂等に、日本では紹介されていないルネサンス期の見事な彩色木彫が多数現存していることも分かったため、今後、日本や東洋の彩色木彫等との比較研究へ発展させていける可能性もあると思われます。さらに新規の科学研究費(4年)も得られましたので、サクロ・モンテ全体の礼拝堂内の装飾の展開と変遷の解明にも取り組みます。
その他の研究■「サン・ジョヴァンニ洗礼堂聖堂門扉コンクールにおけるギベルティとブルネッレスキの対決作品の鑑賞教育活用法」や「サクロ・モンテの劇場ー礼拝堂装飾の展開と変遷」、「ルルドの聖洞窟模型」について
メッセージ(企業へ)-