チヂワ タカヒト   Chijiwa Takahito
  千々岩 崇仁
   所属   崇城大学  生物生命学部 応用生命科学科
   崇城大学大学院  工学研究科 応用生命科学専攻(博士後期課程)
   崇城大学大学院  工学研究科 応用生命科学専攻(博士前期課程)
   職種   教授
研究タイトル日本南西諸島ハブ属ヘビの進化と多様性の研究
研究の内容例えば、ヒトは1個の受精卵から出発して筋肉や髪の毛、血球などそれぞれ細胞・組織へと分化します。分化した細胞ではそれぞれで必要なタンパク質だけが作られ、働きます。これらタンパク質の設計図が遺伝子です。ヒトには遺伝子が約2万個あると言われていますが、どの細胞も1個の受精卵から出来たことから全ての細胞に遺伝子がフルセット含まれていることになります。そして、細胞が分裂・分化するに従ってONまたはOFFにする遺伝子が選択されることになります。ヒトの全遺伝情報(ゲノム)は実寸で約2mになるのですが、2万個の遺伝子が占めるのはその10%程度と言われ、残りの部分は細胞の分化に従ってどの遺伝子を、いつ、どこで、どの程度ONにするかを制御していると考えられます。しかし、何が、どうやって、働いているのかほとんどわかっていません。
私達は、ハブをモデル動物として、
1)毒腺という組織で特異的に毒タンパク質が作られるメカニズムや、
2)元をたどればヒトやマウスなどとも共通の非毒性のタンパク質が毒タンパク質へと進化した過程や、
3)毒タンパク質の組成や背中の模様などが島環境に適応して多様化した過程、
を調べています。
将来何に役立ちますか役にたつかどうかわわかりませんが、広く生物のゲノムと進化に関わる新しい知見を提供できると期待しています。