トモシゲ リュウイチ   Tomoshige Ryuichi
  友重 竜一
   所属   崇城大学  工学部 ナノサイエンス学科
   崇城大学大学院  工学研究科 応用化学専攻(修士課程)
   崇城大学大学院  工学研究科 応用化学専攻(博士後期課程)
   職種   教授
研究期間 2007/04~2009/03
研究課題 幹細胞のがん化(形質転換)を阻止する新規培養プロセスの構築
実施形態 科学研究費補助金
研究委託元等の名称 文部科学省
研究種目名 基盤研究(C)
科研費研究課題番号 19560782
キーワード 再生医療 / 幹細胞 / がん化 / 形質転換 / 培養担体 / ハイドロキシアパタイト / ハイブリッドリポソーム / 複合脂質膜
科研費分類生物機能・バイオプロセス
研究制度 科学研究費補助金
代表分担区分 研究分担者
代表者 松下琢
連携研究者 研究分担者:上岡 龍一 (崇城大学, 生物生命学部, 教授)、 友重 竜一 (崇城大学, 工学部, 教授)
概要 再生医療では、幹細胞を生体外で必要な量までに増殖させてから、細胞移植の方法で不全臓器の治療に用いられるが、もし増殖させた幹細胞が形質転換していたら、生体に移植した後に異常増殖してがん化するリスクがある。そこで本研究課題では、肝幹細胞1の一種である肝芽細胞を用いて、形質転換の防止について次の成果が得られた。 (I)肝芽細胞をポリ-L-グルタミン酸を被覆したディッシュ上で三次元培養することによって、肝腫瘍マーカーであるPIVKA-IIの分泌が低下し、形質転換を抑制できることが示唆された。 (II)上岡教授らによって開発された、正常細胞とがん細胞を識別し、がん細胞のみにアポトーシス細胞死を誘発できる複合脂質膜を、肝芽細胞の増殖の定常期に添加することによって、形質転換した肝芽細胞に選択的にアポトーシスを誘発できることが示唆された。 (III)肝芽細胞を大量培養するための培養担体として、市販の担体を数種類用い比較したところ、担体表面の凹凸や材質が細胞の形質転換に影響することが示された。より凹凸の多い担体において、肝芽細胞の形質転換の抑制が示唆された。