トモシゲ リュウイチ   Tomoshige Ryuichi
  友重 竜一
   所属   崇城大学  工学部 ナノサイエンス学科
   崇城大学大学院  工学研究科 応用化学専攻(修士課程)
   崇城大学大学院  工学研究科 応用化学専攻(博士後期課程)
   職種   教授
研究期間 1996/04~1997/03
研究課題 爆発衝撃固化と燃焼合成による窒化チタン分散ホウ化チタン高強度高耐食性複合材料の開発
実施形態 科学研究費補助金
研究委託元等の名称 文部科学省
研究種目名 奨励研究(A)
科研費研究課題番号 08750844
キーワード 自己伝播高温合成 / 衝撃固化 / 窒化チタン / ホウ化チタン / 密度 / 硬度 / 耐食性
科研費分類材料加工・組織制御工学
研究制度 科学研究費補助金
代表分担区分 研究代表者
概要 本研究では自己伝播高温合成(SHS)法と衝撃波による超高圧力を組み合わせた方法を用いて、窒化チタン(TiN)の高耐食性と、ホウ化チタン(TiB2)の耐熱・高強度という異なる特長を兼ね備えた複合材料の作製を試み、その材料への諸性質を調べた。 結果として、(1)衝撃圧縮体の密度は組成に拘わらず、約4.4〜4.2Mg/m^3を値を示した(最高相対密度は約95%であった)。 (2)圧縮体の硬度はTiNの含有量が増すと共に低くなり、TiB_2単体で約32GPa、また、TiB_2-60mol%TiNでは約18GPaであった。 (3)SEM観察の結果、複合材料を構成する結晶粒の大きさがTiN相の増大に伴い次第に微細になることから、TiN粒はTiB_2相の粒成長を抑制していることが示唆された。また、その時に観察された最小のTiN結晶粒径は約300nmであった。 (4)複合材料について塩酸及び硝酸に対する腐食試験を行った結果、高TiN含有量のものほど高耐食性であり、SHS法で生成した多孔質体に比べ、衝撃固化体の腐食の進行はそれの約13%に留めることができた。また、硝酸より塩酸に対する腐食抵抗が高かった。